全ては受け止め方次第！

日常生活には、いろいろなことが起こる。
その出来事を、自分なりに受け取り、喜んだり、悲しんだり、
不安になったりする。
おもしろいのは、同じ出来事なのに、人によって、異なる結果（感情）
を生み出すということ。

例えば、

最近人生が退屈だ→この状態はずっと続く→生きるのがおもしろくない
と感じる人もいれば、

最近人生が退屈だ→人生はサイクル。今が底。これからきっと良くなる。
とにかく行動してみよう→将来が楽しみだ
と感じる人もいる。

又、

彼が私から去っていった→私に魅力がないからだ→
自己嫌悪に陥る
人もいれば、

彼が私のもとを去っていった→彼は私に値しない人だ→
もっとふさわしい彼に会えるので、ラッキー
と感じる人もいる。

又、

リストラされた→私は社会の落伍者だ→落ち込む
人もいれば、

リストラされた→失業保険で当分自由に遊べる→ついてる
と感じる人もいる。

あるいは、
リストラされた→生き方を見直すいい機会だ→良かった
と感じる人もいる。

この差は、全て受け取り方の違い。
同じ出来事なのに、受け取り方次第で、現れる感情が違ってくる。

悩みは人生の教科書。

＊その悩みは事実に基づいているか
＊推測で判断していないか
＊別の受け取り方はないか

と考えていく。
そうすれば、もっと、楽に生きて行けるはず。

妻と「幸せは受け止め方次第」ということで
話をしていた。

それで、妻の母親の話になった。

それは、彼女がプロ野球の観戦中の出来事。

いきなり、ファールボールが飛んできて、
母親のあごに当たってしまったのだ。
かなりの出血で、病院に担ぎ込まれてた。
なんとか無事に手術を終えた。
そこで、彼女がこんな事を言ったらしい。

「私は運が良かった。
頭に当たっていたら、今頃命がないかもしれないわ」

これは、どう考えても、普通の人のリアクションとは違う。
普通の人は、自分の不運を嘆くところだろう。

物事の受け止め方次第で、人生は180度変わってくる。

彼女は、ひょっとしたら、人生の達人なのかもしれない。